先方が家族葬の場合のお悔やみ電報はマナー違反?

普段は電報なんて送る機会が少なくても、ビジネス上では結構送る場合もあるはずです。恐らく、一番多いのはお悔み電報ではないでしょうか。その上で、最近増えている葬儀形式が「家族葬」です。近親者だけの葬儀なので費用が安くて済むと最近ではこの家族葬で葬儀を執り行うケースは増えています。家族葬の場合、お悔やみ電報はどうすればいいのでしょうか?その時に悩まないように、この場で解決してしまいます。

先に結論を言いますと、家族葬でも基本的に送って大丈夫です。ただし、明確に断られた場合には送らないようにしましょう。とはいえ、あまりお悔やみ電報を断るケースはありませんけどね。家族葬なので弔問はさすがにマナー違反です。それでは、供花や香典はどうなのでしょうか?実はこれらもダメです。供花についてもそもそも弔問客がいない葬儀なので、必要がないどころかむしろ邪魔でしかありません。香典も、だいたいのケースで断られる場合が多いでしょう。つまり、家族葬の場合には、追悼の意を送ることはお悔やみ電報だけということになります。

ただし、家族葬はまだまだ新しい形態の葬儀形式になります。実際の所、お悔やみ電報がいいか悪いかは厳密には決まっていないのです。そのため、念には念を入れて、お悔やみ電報を送ってもいいか先に連絡して確認しておくといいでしょう。訃報が届いた際に「家族葬」と書かれていた時は、お悔やみ電報の可否を聞くように心掛けておくといいですね。

また、お悔やみ電報の例文はネット上にたくさん載っています。これを元に自分なりに多少のアレンジをするといいでしょう。もちろんそのまま使っても問題ありませんが、信頼できるサイトを参考にすること。家族葬や故人に送る言葉にふさわしいものを送るようにしましょう。