組織活性化につながる社内行事いろいろ

組織というのは、あらゆるバックグラウンドを持った人たちが集まってつくられています。当然、考え方や価値観は人それぞれ。社内での意思統一がうまくいかないこともあるでしょう。40代の管理職が当たり前だと思っていても、20代の部下にとっては非常識なんてこともよくあります。お互いに歩み寄らないと徐々にコミュニケーションが減っていき、何気ない報連相すらできなくなってしまうので注意しなくてはいけません。

社内における会話だけでは分からないことを仕事以外の場面で知ることができれば、組織内での距離感も縮まり、業務上での疑問や悩みを相談しやすい環境が自然とできてきます。生産性アップやナレッジの共有にもなるでしょう。そのために行うべきなのが社内行事。代表的なものをいくつか紹介していきます。

・シーズンごとに行う食事会

花見やバーベキュー、納涼祭、忘年会など季節のイベントに合わせた社内行事を行う企業も多いのではないでしょうか。コミュニケーションを円滑にするために、ときにはお酒の力を借りてもいいでしょう。ただ、最近はアルハラが問題視される時代です。お酒の強要は絶対にやめましょう。誰でも気軽に参加できる、敷居の低い会にすることが大切です。

・社員総会や表彰イベント

1ヶ月ごと、半年ごと、1年ごとなどイベントのスパン設定はさまざまですが、組織や個人が表彰されることでがんばりが報われたことを実感でき、モチベーション向上にもつながります。表彰の喜びや表彰されることの価値を感じてもらえるように、ときには盛大なイベントにするのもいいでしょう。勤続年数や売上、新規開拓数など表彰するテーマを決めたら、社員全員に表彰の評価方法や仕組みを周知徹底します。「表彰=非常に名誉なこと」という認識を持って仕事に取り組んでもらえるように浸透させていきましょう。

・社内運動会

社内運動会は、チームとしての一体感を得やすいのがメリットです。上司と部下、先輩と後輩などの垣根を超えて、1人1人がチームの一員として同じ目線で勝利に向かっていくことでチームワークを高めることができます。ポイントは、社員全員が楽しんで行えること。運動が苦手な人でも積極的に参加できるような企画を盛り込みましょう。社内運動会の支援サービスである運動会.comでは、他にはないオリジナル競技を多数用意しています。誰でも楽しめるようなものを選んでプランニングすることが大切です。また、社内運動会は社員の家族が企業の文化に触れられるいい機会です。家族も参加できるプログラムを組んでもいいかもしれません。

ふだんは与えられた業務を通してお互いを見ていますが、社内行事ではそういったものがありません。いつもなら気が付かない意外な一面を発見できるいいチャンスです。行事を終えてオフィスに戻ったとき、また改めてがんばろうと思えるようなものを行いましょう。