健全経営に欠かせない管理部門 その理由とは

企業の営業活動を行うに当たり、重要視される部署と言えば生産部門と営業部門が思い当たります。更に円滑な企業活動を行うためには、経営方針を定める指針となるべき財務を管理し日々の入出金を管理する経理部門も重要な部署と言えるでしょう。

しかし、どれほど優れた商品を生み出す生産部門が存在しても、生産した商品を販売する営業力を持ってしても、それらの活動を、更には社員全員の営業活動を管理し、無駄なコストを削減し社員の意識を利益を生み出すことの可能な方向に向けるよう、管理する部署の存在無くして経営は成り立っては行かないのです。

売却価格から生産原価を差し引いた粗利の部分で利益を生み出すことに成功したとしても、管理部門が有効に機能せず不必要なコストを湯水のように費やしていたらその企業はどうなってしまうでしょうか。無駄な経費に収益を圧迫され、やがては倒産という事態に追い込まれてしまう場合もあるのです。

また、社員の意識が利益を生み出すことに向かずばらばらな状態になっていたとしたら。個々の社員は自身に有益な事にだけ労を費やし、やがてその企業の生産性も落ち込んでしまうことになるでしょう。これらの事からも判るように、企業を経営するに当たっては管理部門も非常に重要な部署と言えるのです。